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テーマ曲 地上の星 「屈辱的な敗北」 「自分は弱すぎるという巨大な壁」 「手を差し伸べる人物―――ドラえもん」 「正直この作業面倒・・・」 「次々と捨てられる2V、3V」 「途方に暮れる男たち」 「遂に5V神登場」 「全ての力を振り絞り孵化作業」 「宿題、母の妨害」 「最終兵器しずかちゃんまで登場」 「ジャイアンとの全てを賭けた総力戦」 「僕の手持ちに集結する神達」 「遂に決戦の時―――」 「眠気との戦い 勝ち残った5V」 「想いはただ一回の対戦へ…戦いは続く…」 プロジェクトMAX ~ジャイアンとの決戦2週間をゲームに捧げる~ 「くそぉ!今度こそ!今度こそ勝ってやるからな!」 空き地に僕の怒鳴り声が響く。 数秒後、ジャイアンとスネオは大笑いを始めた。 「アハハハハ、お前には無理だよ!1億年掛かっても無理だな!」 ジャイアンは僕を指差しながら笑う。 最後に、スネオは一言付け足した。 「のび太はな!」 「お、覚えてろよぉ!」 僕は情け無い台詞を口走った後家に帰った。 途中ゴミ箱を転がしてしまったが気にしなかった。 今はジャイアンの野郎に勝つことが一番大事だったからだ。 予想外の早い帰宅だった。 僕は焦った。 ジャイアンに勝たなければ……!その時、押入れが開いた。 「のび太君…何やってるの!こんなに早くに帰ってくるなんて」 僕は答えることが出来なかった。 しかし僕の涙と手に握られたDSが全てを物語っていた。 僕を襲った最悪の状況、勝つしかない立場に立たされた僕は思った。 「この僕には……強さが足りないんだ」 「……でもどうすれば強くなれるんだろう……」 僕は寂しくぽつりと呟いた。 手には相棒(ゲームの中だけど)のドサイドンが居る。 スネオには「ダサイドンじゃねーかwww」とか言われた奴だ。 のび太は考えた。 「そうだ、プロに頼もう」 全てを賭けた一言だった。 プロ……それはドラえもんのことだった。 ドラえもんは所謂「廃人」とやらだそうだった。 「頼む、ドラえもん……僕を鍛えてくれ」 「ふん…暇つぶしには良いだろう……だがドラ焼きは高く付くぞ?」 「あ……あぁ、いいとも」 そしてプロジェクトは動き出す――― 「おらぁ!もっとテクニカルにレベルをあげろぉぉぉっぉおぉおお!」 ドラえもんとの修行は辛かった。 隣人の人から騒音ということで講義が来た。 しかし男たち(ロボット含)はやめなかった。 彼らの両手にポケモンの未来が掛かっていた。 試行錯誤を重ね、僕は遂に…遂にレベルアップはした。 バトルタワーも30連勝を記録。 プロジェクトは順調に動き出していた―――しかし D S 取 り 上 げ ら れ た 一瞬の出来事だった。 宿題を3度も連続で忘れていたのでママにこっ酷く叱られ、挙句の果てにはDSを取り上げられてしまったのだ。 僅かな不注意から、プロジェクトは崩壊の瀬戸際まで追い込まれた。 明日から――いや、今からいったいどうすればいいんだ! 狼狽する僕。プロジェクトは失敗かと思われたその時。 ドラえもんの差し伸べた手に握られた物を見て思いついた。 GBAからパルパークで連れてくればいいじゃないか…… その一言に僕は息を呑んだ。 震える手でポケモンエメラルドを差込み、電源を入れる。 新鮮だ。 DSのパールでは味わえない楽しさがそこにはあった。 これなら……充分に……ポケモンを育てることができる。 ―――いける 僕の表情に明るさが戻った…… あらすじ(詳しくは前スレ参照) 男たちは立ち上がった 「打倒 ジャイアン」 この目的のためだけに男たちは戦い続けた ジャイアンとダイパの対戦で負けた僕(のび太) 僕はリベンジを堅く決めるが自分には力が無い…… ずっと考え込んでいた時だった 「そうだ、プロに頼もう」 全てを賭けた一言だった 僕は全てをドラえもんと名乗る自称廃人に賭けた 成功だった 個体値――努力値――相性――読み 僕は全てをドラえもんから叩き込まれた プロジェクト半ば、男たちは壁にぶちあたることになる D S 取 り 上 げ ら れ た あまりのも残酷な結果にのび太はただ喚き、泣き、そして考えた その時だった ドラえもんの右手に握られたものはGBA 僕はこれを使いポケモンを育てることにした―――― 「あれがこうで……うん、これが一番落ち着く」 僕は白い紙に妄想PTを書いていく まさに夢を描いていくようだった (のび太君……これは少し……) ドラえもんは悩んだ 何しろのび太のパーティが今まで教えてきたことと何だか違う気がするからだ だがドラえもんは気にしなかった のび太の成長は目を見張るものがあったからだ 「よし、これで決まりだ!」 それを見たドラえもんは苦悩した (何でそうなるんだよ……) もうめちゃくちゃだった 4時間後 プロジェクトはあっけなく終わりを迎える (その間にDSを返してもらった) 「のび太君…それで強くなったつもりなのか?」 「そんな……僕が負けるなんて」 全てを知り尽くしたドラえもんとの対戦 それは余りにもあっけ無いものだった 3タテ 今ののび太には乗越えることのできないような壁だった 男は一晩中泣き続けた 「一体何がいけないんだ…」 枕の横には疲れきったかのように赤色の光を出したDSがあった とりあえずPTを見直そう 僕はドラえもんを起こさないように充電器を取り出し、充電しながらゲームを続けた それは「学校」への反逆でもあった――― (まず僕のパーティはカバルドン、ドータクン、ドサイドン いわゆる…砂トリパだ…… ドラえもんに負けた理由はただ一つ、トリックルームの効果が切れたからだ トリックルームが切れた瞬間ドラえもんは一気に攻撃を始め、結果僕が負けてしまったのだ) 何故か心の中で独り言を呟いたのび太だった (つまりトリックルームが切れた場合どうするか?が問題だ ……でもどうすれば……) 男にあるひらめきが生まれた 元々速いポケモンを加えれば良いのだ 正に発想の逆転だった 男はすぐさまPT改良の道へと歩みだしたのだった 気が付けば朝 そして今日は月曜日だった 男たちはそれを無視し、ゲームを続けた 怒られた 泣いた また取り上げられた 正に驚きの連続だった 運命は僕に何か恨みでもあるのか…… そんな考えさえ頭に過ぎった だがもう男たちに成す術は無い あのGBAまでもが取り上げられたのだ 男たちはただひたすらに悩み、愚痴り、そしてまたポケモンについて語りだすのだった 遂にこの日が来た ジャイアンにリベンジする日だ のび太は緊張なんてものは忘れていた もう恐れるものは無かったからだ しかしその最後のプロジェクトを邪魔する者が居た―― ママだ――――
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のび太たちはピー助と別れを告げ、20世紀に帰還。 そのまま1階に降りる。 ママ「まぁ、みんなで2階で何してたの?」 のび太「うん、ちょっとね......」 玄関前。 しずか「それじゃあのび太くん、またね」 のび太「うん......」 ジャイアン、スネ夫「じゃあな!」 ジャイアン「スネ夫、宿題見せろよな......」 スネ夫「いいとも。生死を共にした仲じゃないか」 2人「ハハハ!」 その夜、のび太は日記をつけて電気を消す。 ドラえもん「ふあーっ...... おやすみ」 のび太「おやすみ......」 するとのび太の頭にピー助と遊んだバレーボールが転がる。 それを抱きかかえて眠るのび太。 (終)
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登録日:2020/02/22 Sat 20 41 38 更新日:2023/06/23 Fri 23 59 32NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 クラーケン ドラえもん ドラえもんの学習シリーズ ドラゴン バハムート リバイアサン ワイバーン 学習漫画 宇宙人 小学館 小林敢治郎 恐竜作品 文章題 日能研 村田ヒロシ 漫画 算数 続・文章題がわかる 『ドラえもんの算数おもしろ攻略 続・文章題がわかる』とは、小学館から刊行されている算数漫画である。著者は小林敢治郎。作画は村田ヒロシ。 タイトルでわかる通り『ドラえもんの算数おもしろ攻略 文章題がわかる』の続編にあたるが、 引き続き算数の文章題を扱っているというだけでストーリー上の繋がりはない(*1)。 そもそも作画も違うし(前作は『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』の三谷幸広)。 ストーリーはドラえもんとのび太が恐竜目当てに古代にタイムスリップする内容だが、後半からは大長編ばりのストーリーが展開される。 ドラえもんとのび太以外のレギュラーキャラは登場しない。 学習漫画である都合上、恐竜時代の買い物の会計は算数の問題、後半での対決は頭脳戦(*2)、という独自設定がなされている。 なお本作ではジュラ紀と白亜紀の恐竜がかなりごっちゃになっているが、後半の展開を踏まえればもはや大した問題ではない。 作中で扱われる文章題は前作のものと比べて全体的に難易度が高く小学生高学年向けの内容となっている。 高校・大学生の読者諸君も、もしかしたらSPIや公務員試験にも役立つ…かもよ。 ◇扱う問題 方陣算 (一番外側の一列が10個、列の厚さが3列の中空方陣を作るのに石は何個必要か?) 還元算(未知数xに行った加減乗除の結果からxを求める問題) 過不足算(●人に×個配ったら余り、▲個配ったら不足する…という問題。面積図で出せる) 差集算(過不足算の基礎、毎回5個差がつくのを7回繰り返したら…という問題) 集合算(所謂ベン図を使うとわかりやすい問題。たとえばクラスの生徒にアンケートを取りサッカーと野球を両方好き、サッカーだけ好き、野球だけ好き、両方嫌いと四分割するような問題。問題なので当然一部の情報が隠されている。) 倍数算(比の変化から数量を求める問題。元々1 3だったのが●個づつ加わったので1 2になりました、というような問題) 相当算(個別的数量が全体の●%だったので、全体はどのくらいあるでしょうか、という問題) 仕事算(一人当たりの仕事量から全体の労働量を計算する問題) のべ算・帰一算(具体的数量Aを●で割ったら×になるので、Aを▲で割った商■はいくつでしょう、という問題) ニュートン算(穴の開いた水槽に水を入れたり、一定の比率で草が伸びる牧場で牛を飼う問題) ◇あらすじ 映画「ジュラシックワールド」(*3)を鑑賞したのび太はいつも通り大昔の恐竜に会いに行きたいと言い出す。 タイムマシンが(のび太があの時代に行きたいこの時代に行きたいと何度も使わせたから)故障中だったので、古代遺跡の方陣を利用してタイムスリップした二人。 ほんやくコンニャクにより現地の恐竜と仲良くなり、学校に行ったり買い物に連れて行ってもらったりと恐竜時代を満喫するが……? 【登場人物】 ◆メインキャラ ドラえもん いつも通りナビゲーション兼解説役。 寝ぼけたのび太とキャンプにボコボコにされるなど災難な場面も。 首都ドラゴンシティで伝説上の存在であるバハムートが王として崇められていることや、後述の謎の恐竜に疑問を抱く。 野比のび太 相変わらずすぐ調子に乗る。 恐竜への憧れは強く、タイムスリップするための難問も一度は音を上げつつも下心込みでクリアしてみせた。 キャンプにビビッて泣きながらスペシウム光線を撃とうとした。 ◆本作オリジナルキャラクター 時空神 時の門番。巨大な目覚まし時計に目鼻と手足がついたキャラクター。 方陣でタイムスリップしようとしたのび太たちが「時空パスポート」を持っていない(*4)ことを知ると追い返そうとする。 時空神の癖に時計算が苦手で、その場でパスポートを取得するためのテストを受けたのび太に還元算の問題を出した。 なお、原作ではパスポートというものがないにも関わらず普通にタイムスリップできるため、本作オリジナルの設定である。 キャンプ キャンプトサウルスの子供。のび太たちが出会った第一村人恐竜。家族がものすごく多い。 のび太たちに懐き、自分の家を紹介しただけでなく、学校やデパートの案内もしてくれた。 ねぼすけで学校には遅刻しアロくんにイジメられるなど、のび太そっくりのダメダメっぷりを見せる(*5)。 アロくん アロサウルス。学校のガキ大将。 キャンプに「アロくん」と呼ばれると「アロサウルス様といえ」とキレる。(ドラえもん曰く「何処の世界にもジャイアンみたいなのがいるのね」) なおこの世界の肉食恐竜は何を食っているのかよくわからない(のび太たちは単なる動物だと思っているようで食べようとしている事を考えると、ただ単に恐竜以外の動物を食べているだけなのかもしれないが。)。 モノクロニウス 通学バスを兼ねて背中に載せてくれる恐竜。しかし文字通り道草を食ってしまう。 ステゴサウルス トリケラトプス キャンプの家の近所の奥様方。 イグアノドン 顔つきはめちゃくちゃおっかないがおとなしい性格のオジサン。キャンプの知り合い。 ゴルゴサウルス イグアノドンと外見が少し似ているがこちらは本物の肉食恐竜。 プテラノドン タクシー代わりに空を飛んでくれる翼竜。 アパトサウルス ドラゴンデパートのエレベーターをしてくれる大型恐竜。 イクチオサウルス イルカに似た魚竜。最後の問題で登場した。 ちなみにイクチオサウルスは、世界で最初に全身化石が発見された中生代の爬虫類である(恐竜より早かった)。 ザウくん&ルスくん 首都ドラゴンシティで喧嘩していた2頭の恐竜。 のび太たちに仲裁された後も懲りずに喧嘩を繰り返し、諦めて立ち去ろうとしたのび太を「困ってるのに見捨てる気か」と責めるなどかなり迷惑な存在。 なぜか口から火を吐けることをドラえもんは怪しむが…… 【主な舞台】 方陣 古代に作られた大量の円盤状の石で造られた巨大な方陣の遺跡。 タイムマシンのような機構があり、方陣の近くの石板に書かれた方陣算の問題を正解すると方陣の上に時空への扉が開きタイムスリップ出来るようになっている。 ただし、問題に間違えたり問題をきちんと理解した上で正答しないと天罰として雷が落ちる。 石板は2枚あり、2問とも正解しなければならない。 のび太によれば石板には「のび太くんは頭も顔もいいモテモテボーイ」と書かれているらしい。 ドラゴンスクール キャンプやアロくんたちが通う学校。 肉食恐竜と草食恐竜が一緒に在籍している。 ちなみに遅刻すると問題を出され、問題を解くまで学校には入れない。 ドラゴンデパート 生活雑貨を売っているデパート。 商品を入手するには問題を(ry 肉屋 のび太とドラえもんがすき焼きの材料を買いに行った店。 もちろん肉食恐竜の溜まり場。何の肉を売っているのだろうか? ドラゴンシティ 首都である大都市。 竜王バハムートの像が建てられている。 以下、ネタバレ注意 「勇者さま、我々をお救いください。このままでは地球は滅亡してしまいます。」 ザウ&ルスの正体は竜王バハムートの部下だった。地球を救う勇者を探し求めてわざとドラゴンシティで揉め事を起こしていたのである。 部下に連れられて王都に向かったのび太たちはそこで伝説とされていた竜王バハムートに出会う。 伝説上の存在とされているバハムートが実在したことに驚きを隠せないドラえもんに対しバハムートは衝撃の事実を告げる。 実はバハムートたちは故郷の星が寿命を迎えたため地球への移住を求めて宇宙を旅してきた宇宙人であった。 バハムートはあくまで地球の生物との共存を求めていたが、 同胞のダークバハムートは地球が自分たちが住むには狭すぎると知り、移住の邪魔になる地球の生物を滅亡させることを計画。そのための軍隊を地球に送り込もうとしていた。 計画を知ったバハムートは恐竜たちを守るため、難問を解くことが出来る伝説の勇者としてのび太たちをスカウトしたのである。 かくしてのび太とドラえもんとダークバハムート軍による戦いが始まった……。 バハムート 移住を求めて地球に辿りついた宇宙難民にして地球の竜王。 地球の生物と共生しようとする穏健派であり、宇宙人でありながら恐竜から竜王と慕われ崇められるなど絶大なカリスマ性を発揮している。 作中ではあくまでも軍隊の司令官であり実際に戦うシーンはない。 地球に降り立ったダークバハムートに対して説得を試みたが、「裏切り者」呼ばわりされ聞き入れられなかった。 ワイバーン バハムートに仕える空の竜。 サラマンダー バハムートに仕える陸の竜。見た目は恐竜とそんなに変わらない。 リバイアサン バハムートに仕える海の竜。海では無類の強さを発揮するが、陸上では干上がってヨレヨレになってしまう。 後に映画に出てくる奴とは別と思われる ダークバハムート 「あ~ ぼう力はんたい~!!」 地球を気に入り既に地球に住んでいる生物を滅ぼさんとする本作のラスボス。 最初は地球を見下ろす位置に存在するデス・スタードラゴンスターから部下を送り込み様子を見守っていたが、のび太たちによって軍隊が壊滅させられ自ら地球に赴いた。 一度はのび太たちに倒されるものの「うっそピョーン。」と気力で復活し、ドラえもんもオーバーヒートするほどの超難問を出題する。 ダークワイバーン ダークバハムートの手下。隊長は後頭部にトサカがある。 思いっきり宇宙空間を翼で飛んでいる。 クラーケン 海竜部隊を率いるダークバハムートの手下。どう見てもただのデカいタコだが、タコ呼ばわりされると怒る。 ドラえもん バハムートの部下によって城に案内されたときは「話が面白くなってきたぞ」とメタ発言し、 バハムートに対して「地球は僕たちが守ります」と啖呵を切るなど大長編のび太さながらの雄姿を披露した。もうコイツ1人でいいんじゃね? 本作ではヘタレのび太を引っ張っていく強いリーダーシップも発揮。 戦いから逃げようとするのび太を投げ縄で連行するシーンはもはや完全にコントである。 のび太 ドラえもんに何度も美味しいところを持っていかれ、戦いでもすぐ逃げようとするなどかなり情けない。 それでも恐竜を守ろうとする意志は非常に強く、恐竜を滅ぼすと宣言するダークバハムート相手にまさかの大砲を持ち出し、ダークバハムートに暴力反対と言わせた。 最終問題ではドラえもん同様に混乱に陥るも、ドラえもんとの共闘で見事にダークバハムートを撃破する。 以下ネタバレ 「くくく・・・よろこぶのはまだ早い。」 ダークバハムート撃破に歓喜に沸く恐竜たちに対して瀕死のダークバハムートの口から明かされた事実。 それはダークバハムートがやられると自動的にドラゴンスターが地球に墜落するというものだった。(*6) ダークバハムートが高笑いする中、地球に向かって落下し始めるドラゴンスター。 パニックに陥る恐竜たちにバハムートは地球から脱出するために急いで自分たちの乗ってきた大型の宇宙船に乗り込むように指示をする。 バハムートはすべての恐竜は助けられないと嘆きつつもドラえもんたちの身を案じたが、ドラえもんは(いつの間にか修理していた)タイムマシンで未来に帰ることを告げた。 そしてバハムートたちと大量の恐竜を乗せた宇宙船はドラゴンスターの墜落する地球を後に新天地を求めて宇宙へと旅立っていった。 恐竜の滅亡説はいろいろあります。 でもぼくたちは知っている、 恐竜たちが、この宇宙のどこかの星で、幸せにくらしていることを・・・ 「さぁ、Wiki荒らし。どっからでもかかってきなさ~い!」 「本当にかかってきたら逃げ出すくせにw」 「いちいちうるさいんだよ~!」 「大変です!大量の荒らしが!」 「そ~れ、逃げろ~」 「そうはさせるか」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これだったかどうか分からんがチキンを落として、殺虫剤がかかった奴をみんなで食べるやつは読んだな -- 名無しさん (2020-02-22 20 47 49) ↑それは確か掛け算、割り算の本 -- 名無しさん (2020-02-22 20 50 52) 執筆乙!(by恐竜絶滅の原因の記事でこの本を引き合いに出した人) -- 名無しさん (2020-02-22 21 29 05) 懐かしいなあ。方陣算、還元算、過不足算、集合算、仕事算、のべ・帰一算、ニュートン算は覚えてる。 -- 名無しさん (2020-02-22 21 35 47) 最後のコマで学校帰りののび太がドラえもんと夕日を背景に語り合うショットが印象に残ってる。 -- 名無しさん (2020-02-22 22 01 02) 長編もののドラえもん学習漫画にしては珍しくオチがない -- 名無しさん (2020-02-22 22 05 29) 追記修正お疲れ様です。 算数の参考書って進学してから読み直すと方程式を教えるには早い小学生に多彩な計算式でわかりやすく教えようとしていて教育者たちの努力に感動する。 -- 名無しさん (2020-02-22 22 52 01) 金の概念がそもそもないのに「ぼくたちの世界にはお金がないんだ」って台詞あったの小学生だった当時でも謎に思ってた -- 名無しさん (2020-02-22 23 13 40) 子供の頃は何も疑問思わずに読んでたけど怪作すぎるよなコレ… -- 名無しさん (2020-02-23 00 56 47) ドラえもんの学習漫画は良い意味での怪作が多いと思う。 -- 名無しさん (2020-02-23 01 08 24) ↑3 当時は解法に夢中で気にしなかったが、言われればそうですね。 -- 名無しさん (2020-02-23 01 12 17) 子供の頃読んだドラえもんの学習漫画でこの本の最後のストーリーが一番好き。 逆に悪い意味で印象に残ったのは掛け算、割り算の本でママがのび太がクイズ番組で獲得した賞金を小遣いすら渡さずに全額使い切ったオチかな。 「厳しい」の一言で片づけないでよ・・・ -- 名無しさん (2020-02-23 08 17 11) 今読むとバハムート:岸野幸正 ダークバハムート:飯塚昭三 ワイバーン:立木文彦 リバイアサン:速水奨 サラマンダー:楠大典で再生される -- 名無しさん (2020-02-23 08 20 17) 落雷食らっても頭かじられても火炎放射食らってもすぐ復活するのび太くん -- 名無しさん (2020-02-23 08 27 10) まさか「ジュラシックワールド」が22年後に本当に公開されるとは…… -- 名無しさん (2020-02-23 10 27 57) 近年「ダークバハムートものび太が問題をなかなか解けないのに爆発四散しないことに内心首を捻ってたんじゃないか」って説を見て吹いたw -- 名無しさん (2020-02-23 10 40 00) ↑↑↑めり込みパンチ食らっても空から墜落しても死なないくらいには頑丈だぞ -- 名無しさん (2020-02-23 10 41 08) 今でも楽しんで読んでいたの覚えているかでも、キャンプって途中から出なくなったような? -- 名無しさん (2020-02-23 16 30 22) 投げ縄で連行は流石に草 -- 名無しさん (2020-02-23 20 18 33) ↑2 キャンプはバハムートにダークワイバーン襲撃を報告したシーンが最後。 -- 名無しさん (2020-02-23 20 22 14) この調子でドラえもんの他の算数漫画の項目もできて欲しい -- 名無しさん (2020-02-23 22 59 15) この漫画で取り扱ってる算数の問題も中学入試の算数の問題がメイン?(前のシリーズのつるかめ算や消去算は連立方程式を応用させれば出来るから) -- 名無しさん (2020-02-24 18 40 58) ドラえもんが大長編のび太さながらに勇ましいとは言うが、そもそもF先生が「主人公はドラえもんでのび太は準主役」と明言してるし、むしろドラえもんが主人公として輝いてるこの作品の方が個人的に違和感ないな -- 名無しさん (2020-02-24 20 15 15) 方陣算とか還元算って言われると分からんが、実物を見るとあぁ、あれか! ってなる -- 名無しさん (2020-02-25 11 45 04) ↑2 それはSF(少し不思議)の中心的存在という意味であって大長編の主人公としての意味じゃないんじゃないの? F先生存命時の大長編でドラえもんが主人公といえるのは雲の王国ぐらいだし、さらにいえば大半の大長編の主人公はドラえもんでものび太でもなくゲストキャラクターだぞ。 -- 名無しさん (2020-02-25 19 09 11) 還元算はもうかんげんして… -- 名無しさん (2020-02-28 19 36 03) 幼いころに図書館でわーいドラえもんだー、くらいのノリで借りたらさっぱり計算が理解できなくて単なる漫画として読んでた思い出 -- 名無しさん (2020-03-03 11 53 40) のび太「ぎゃわー!出たー!ゴジラー! 食らえ、スペシウム光線!」 -- 名無しさん (2020-03-06 16 24 24) ↑×16 「恐竜とドラゴン」の部分だけ抜き出し掘り下げて、わさドラで劇場版作るとしたら、ドラゴン側の声優は安元洋貴さん・稲田徹さん・武内駿輔さん辺りのドスが効いてて、且つノリと安定感の良い声優さんが一人でも起用されそう。 -- 名無しさん (2020-03-16 21 13 50) ↑5 ぶっちゃけこのWikiでもたまに言われる「ドラえもんが主人公でのび太は違う」みたいな言い分って、かなり早い段階で設定変更された「Dr.スランプの主人公は則巻千兵衛」みたいなのをずっと引き摺ってるようなもんだと自分は思ってる -- 名無しさん (2020-04-14 14 38 32) 別に「誰が主役」なんて深く考えなくてもいいと思うけどね。派生作品やアニメオリジナルなどは特に。個人的には「基本的にはドラえもんが主役、実質的にのび太が主役、全体的にはダブル主役」くらいにゆるく考えている -- 名無しさん (2020-06-03 21 43 19) 藤子プロの漫画家では片倉さんや三谷さんが有名だけど、村田ヒロシさんはギャグも面白いしテンポも心地よくて一番好き。 -- 名無しさん (2020-08-20 20 15 09) 応用問題のが結構難しかった記憶。中学受験で役立った -- 名無しさん (2021-11-19 20 02 36) ↑今の中学入試がどうなのかは知らないけど、20年前は所謂「難関中学」以外の学校の問題はこの本一冊でわりと通用したイメージ -- 名無しさん (2022-09-11 02 31 06) この本ののび太だったら算数のテストも100点取り放題な気がする -- 名無しさん (2023-05-23 18 33 12) 名前 コメント
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「のどぬーるの開発者にノーベル章あげたいわ。あれすげーな、即効で効くな即効で!」 「おめーの妄想に付き合ってらんねーよ」 (学校の門を勝手に開けるドラえもん)「不法侵入始まったww」 「「妖精の世界の入り口かもしれないぞ」って学校の門の前で言うなよwそれはお前学校の入り口だろw」 「出木杉・・・お前相変わらずのけ者だなw」 「そんなときには復元光線だろ」 「赤いマンガン乾電池から黒マンガン乾電池に変わったな。黒マンガンをなめんなよ」 「出木杉ってさあ、中学生くらいになったらさあ、インサイダー取引とかしてそうじゃね?」 (空間のゆがみが現実世界も支配してゲームがバグって続行不可能に)「ドオオオオラエモオオオオン!タイムマシーンプリーズ!!!」 しずかちゃんに対して「脱げよ!」
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剛田武 登場人物 「卑劣な池田大作はぜ~ったい許さない!!」 ジャイアンこと剛田武は、「顕正会ドラえもんショー」に出演するキャラクター。 概要 立ち位置は前編では静香の左、スネ夫の右(途中から一番右)、後編ではドラえもんの右、ジャイ子の左。 前編でのび太の勧誘を受けスネ夫と共に親に無断で顕正会に入信。しかし、宗教的活動を許さない母ちゃんに隠れて勤行に励んでいる件についてジャイ子の密告を恐れ、勤行をやめてしまう。 その結果、花巻温泉で母ちゃんがクマに襲われそうになるが、御本尊様に深く懺悔・祈念した結果、救出に成功。 その後、母ちゃんも顕正会に入信することになり、親子の再会と共に勤行ができる喜びを母ちゃんと分かち合うのだった。 特徴 後編ではスネ夫と共にストーリーのキーパーソンを担っており、台詞量も多くいろんな意味で目立っている。 当初は母ちゃんの制裁を喰らう恐怖から入信に対し優柔不断な一面を見せていた。しかし母親よりも「地震」の方が怖いらしく、大地震の話を聞くやいなやあっさりと勤行を決意してしまうなどかなり流されやすい性格でもある。母ちゃんには親子とも入信してからも頭が上がらないようだ。 また、体型も異様に痩せ細っておりあまり強そうに見えず、声質に至っては男子部版後編ではやたら耳障りな金切り声という始末(*1)。 男子部版後編にて衛護隊長と対面した際には衛護隊への入隊を申し出たり、将来衛護隊長を目指すなど、一度は挫折したが顕正会への信心および忠誠心はかなり高いと見られ、挙句の果てには池田大作に対する強い敵対心を顕にした。 非常に音痴で、カメラを揺らすほどの酷い歌を披露している。勤行をすれば歌がもっと上手くなると考えていた。 語録 前編 「勤行すれば、俺様の美しい歌声がも~っと美しくなるかな~。お~れはジャイアァ~ン、ガ~ッキだ~い~しょぉ~♪」 「勤行してるのがうちの怖〜い母ちゃんに分かったら殴られるよ~」 「だ、誰だ誰だ!お前達は!?」 「だ、大地震!?俺、母ちゃんより怖いのが地震なんだ~。やる!勤行やる!やってみるよ!」 後編 「こんばんは~、ジャイアンだよ~、初めまして」 「母ちゃん、入信出来て本当によかった~」 「第六天の魔王ってどんな奴だ?そんな奴まだ見たことないぞ~」 「僕っ衛護隊入れてください」 「決めた、俺絶対衛護隊長になる」 「みんな最後に歌って踊ろうぜ」 「卑劣な池田大作は絶~対許さない。皆さん男子精鋭1万人で大行進し、全員で堂々と正義の雄たけびを池田の耳に入れてやろう!」 関連項目 登場人物一覧 衛護隊長 - 衛護隊への入隊を直々に志願するもスルーされた。
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前へ 【のび太サイド】 (……ドラえもん……) 僕はドラえもんの飛んで行った空を見つめていた。 「どうしたんだい……急がないと」 出来杉はぼーっとしている僕に話しかける。 「いや…何でもない」 嘘だ。 本当はジャイアンのことも心配だしスネオ達だって心配だ。 そして……友のことも心配だったからだ。 「じゃあ…シンジ湖へ向かってくれ、ぺリッパー」 出来杉がそう命令するとぺリッパーは空高く飛び上がる。 もう夕日が見え始めた頃だ。 僕達は流れる景色の上を飛んでいく。 シンジ湖はすぐ近く……そう時間も掛からないだろう。 僕はふと昔の事を思い出した。 ―――学校の休み時間の時だ――― 「なぁ、のび太…ここだけの話何だけどな…」 いつもの様にジャイアンとスネオが僕の周りに寄ってきた。 だがジャイアンの声はいつもより低く、小さい。 ……何か大変な話なのか? 「何だい…?」 僕もジャイアンと同じ様に声を潜めて聞いた。 「実はな……このクラスの奴が出来杉が病院に入ったところを見たって言うんだ」 「病院…?それは普通の事じゃないか?」 何の他愛も無い話じゃないか。 僕は席を立とうとした。 「いや……それが問題らしいんだ何とな…出来杉の通っている病院は 『精神病院』なんだよ」 「精神病院…?」 少し聞いたことがある…… 「それにな…聞いた話だと出来杉は家に帰ると人が変わった様に暴れだすらしいぜ」 ジャイアンはそう小さく言うと僕の机の周りから離れていった。 (……人が変わった様に…か) 不意に思い出した過去。 僕の目の前に居る人物…で出来杉は精神に異常がある……と考えるのが普通だろう。 大体今日の今まで普通に過ごしていた出来杉が異常なわけが………。 ここまで考えて一つ思い出した。 (カンナギの事は………まさか、ね) 僕はそのことを言おうと思い少し口に出したがすぐに止めた。 シンジ湖が見えてきたからだ。 「…君は周りに居る下っ端達を片付けてくれ その後エイチ湖に向かってくれ」 出来杉は僕に小さく呟く。 僕達はシンジ湖の近くの森に降りた。 此処なら会話も聞かれないし気づかれないだろう……と出来杉が言っていた。 「何で僕がエイチ湖に行かなきゃならないんだ?」 エイチ湖には僕が苦戦を強いられるほどのしずかちゃん… そしてスネオが向かっているはずだ。 しかし出来杉は僕の疑問を軽く飛ばした。 「…落ち着いて聞いてくれ…実はさっきメールがあって、 スネオ君としずかちゃんが逸れた見たいなんだ」 「え、えぇぇぇええ!?」 ……スネオとしずかちゃんが逸れた……? それじゃあ計画はめちゃくちゃだ。 因みにメールはスネオから来たものらしい。 しずかちゃんからは連絡も来ないし、メールを打っても返事が無い様だ。 「じゃあ…君はエイチ湖に向かう…良いかい?」 「あ…あぁ」 僕は頷く。 僕がスネオを助けなければいけない(しずかちゃんもだけど) 「それじゃ……このぺリッパーを貸すからそれでエイチ湖へ向かってくれ そうだ…あの辺りは吹雪が激しいから途中からは降りて行った方が良い ……じゃあ次の合図で先に君が飛び込んで下っ端を蹴散らしてくれ その後すぐに…すぐにエイチ湖だ、分かったね?」 出来杉の最後の指令が終わった後、僕は草むらの中を走りぬけた。 「寒いなぁ……」 出来杉の指示通り僕はエイチ湖へ向かっている。 テンガン山は空を飛びスルーしたは良いものの…… 途中からは吹雪、吹雪、吹雪の嵐である。 まさに地獄だった。 ふらふらになる僕。 前は吹雪で見えない…いや、何所が前で右で左なのかも分からない。 完全に何が何だか分からなくなってしまった。 そしてなにより寒い……このままじゃ死んでしまうかもしれない。 喉につっかえていた言葉はようやく吐き出された。 「……死にそうだよ…もう…」 ため息を付いた後に僕はその場にしゃがみこんだ。 ボゥと目の前が赤く燃え上がる。 ―――炎だ! 「有難う…これで何とか歩けそうだよ」 僕は顔を上げ、炎の正体を確認しようと思った。 だがこれもまた驚きだったんだ。 「ポニータ…いや、ギャロップ!」 先日行方不明になっていたギャロップだ! 涙が出そうだったがこんな吹雪の中で水なんか零したら頬が凍るかもしれない。 僕はできるだけ我慢してギャロップを懐かしんだ。 ――――ギャロップと歩いて行く。 何より暖かいし久しぶりの再会なため外に出しておきたかったのだ。 それから少し後だ…… ジャイアン達の襲撃に逢ったのは――― みんなのてもち のび太 ゴルダックLv41 ラムパルドLv40 エテボースLv40 ギャロップLv40 マスキッパLv41 ぺリッパーLv38 ジャイアン 不明 スネオ 不明 しずか 不明 出来杉 不明 ドラえもん 不明 【スネオサイド】 (何でしずかちゃんと別れてしまったんだよ……帰りたいよ…寒いし) さっきから同じ言葉が何度も頭の中を飛び交う。 (大体ボクから離れたしずかちゃんが悪いんじゃないか!?) 今に至るまでそんなに時間は無かった。 先ほどテンガン山を登り終えたところ もう夜は終わりそうだった……そろそろ朝日が昇るだろう。 「しずかちゃん、ちょ……ちょっと休もう」 テンガン山を登るまですっと歩いてきたボクの足はクタクタだった。 これ以上歩けそうにも無い。 「あら…私は大丈夫だけど……スネオさんって弱いのね」 この一言がボクの心を爆発させた。 「何だと!じゃあしずかちゃんだけで先に行けば良い!ボクは後から行くよ!」 「助かるわ、さよなら」 歩き出しながらしずかちゃんは言う。 ボクがやっと回復したのはそれから30分程経った時だった。 そして今に至る。 「出来杉には逸れたって伝えたけど……まぁ良いか」 テンガン山を出る前に出来杉にメールを送ったのだ。 しずかちゃんと逸れた……と。 ボクはひたすら前を目指していた。 エイチ湖に着くまでそんなに時間は掛かりそうも無かった。 何しろ泣きながら走り始めたからだ。 「うわぁぁあんんぁぁんんんんん!!」 もう右か左かも分からない。 周りは白い世界だ。 雪、雪、雪、時々見える木。 ボクがなき始めるのにそう時間は掛からない。 走り始めた、疲れた、また走った。 それを繰り返すうちにある人物とバッタリ会ってしまった。 (のび太……?) あの黄色い服はのび太しか居ない。 (のび太が居るってことは……出来杉が指示でも出したのか…?) 咄嗟に考えが浮かぶ。 だが今のボクのやることは一つだった。 逃げた。目の辺りを何度も擦りながら。 「………此処が………?」 しばらく走っていると開けた場所に出た。 多分…エイチ湖だろう。 (ゲーム通り行くとギンガ団が通せんぼして入れないはずなんだがな…?) 目を凝らすとエイチ湖の入り口が見える。 しかし居るはずの下っ端が居ない……どういうことか? 考えている暇は無かった。 ボクはエイチ湖でポケモンを取り返さなきゃいけない。 颯爽とまたまた走り始めるボクだった――― 【しずかサイド】 「助かるわ、さよなら」 私は前を向いて歩きながら吐いた。 もうこんなリーゼントもどきには付き合ってられない。 私は次の目的地へ向かうことにした。 (エイチ湖でのイベント……面倒ね……放って置いてもスネオさん辺りが片付けるかしら 今必要なものはバッジ……先にキッサキに行くべきね) バッジさえ集まれば勝てる。 今は出来るだけ無駄な行動は冒したくなかった。 「失礼するわ……」 数十分程歩いて私はジムに着いた。 早めにバトルを終わらせたい所だ。 何時に無く早歩きでジムリーダーへの下へ向かった。 「スズナに挑戦するの?」 私より5つほど上の女の子が話し掛けてくる。 きっとこの人がジムリーダーだろう。 「できれば早めに終わらせたいわね……」 髪を弄くりながら呟く。 「強い挑戦者待ってたんだ、早速バトル!」 自分の事をスズナと呼ぶジムリーダーはボールからユキカブリを繰り出す。 「エンペルト一人で充分、遊んできなさい」 「凄い……こんなにすぐ終わるなんて……」 私の言った通り数分で決着は着いた。 無論エンペルト一体だけでだ。 「そうだ、コレを…」 私はバッジを受け取る。 それは水色に光り、私の勝利を祝福しているかの様だった。 「これでバッジは私一人が持つことになる……リーグに挑戦出来るのも私だけかしら?」 笑いを堪えながら呟く。 シンジ湖に居るメガネと出来杉さん、そしてまだ歩いているかエイチ湖に居るだろう スネオさん、一番遠い場所に居るドラちゃん、 最後に腐れギンガ団の配下となったゴリラ。 その後だ、ポケッチが鳴り始めたのは。 (メール…?) 『皆へ 話がある 急いでキッサキのポケモンセンターに来てくれ 出来杉』 (すぐ近く……ゆっくり行こうかしら) 私は雪を踏みしめ、寒い朝の空気の中を歩き出した。 みんなのてもち のび太 不明 ジャイアン 不明 スネオ ゴウカザルLv38 ムウマージLv38 他ゴルバット等大量に所持 しずか エンペルトLv52 チリーンLv49 ハピナスLv45 出来杉 不明 ドラえもん 不明 「で、用は何なんだい?」 スネオが尋ねる。 出来杉は下を向いたままだ。 「まだドラえもんが来ていない――」 「ドラえもん?ほっとけほっとけ、どーせギンガ団にでも負けたさ」 スネオは両手を皿のようにして出来杉に言う。 「何だと!君も人の事言えないじゃないか!」 僕は堪らずスネオに食い下がった。 僕の一言でスネオはしゅんとなった。 何せ言い返せないからだ。 「これ以上時間を掛けるわけには行かないから先に進もう 実は………… もしかしたらゲーム通りに進んでないかもしれない」 「な、なんだってー!?」 スネオと僕は声を合わせる。 何か何処かで聞いたことある台詞だ。 「シンジ湖でギンガ団幹部とその下っ端が……殺されたんだ」 「!」 なんだかんだでこの世界はゲームだ。 ゲームの世界の住民が死ぬなんてことは在り得ないし、 そもそもドラえもんはそんな設定にするはずが無い。 つまりゲーム通りに進んでない……ってことになる。 理解した瞬間僕たちの表情は凍った。 これから先、何が起こるか誰も分からないからだ。 「遅くなってごめ~ん!」 重い沈黙を破ったのは見慣れた青いロボットだった。 「ドラえもん!」 出木杉が椅子から立ち上がる。 きっとドラえもんの横に居るポケモンを見たからだろう。 ドラえもんの横に居るのは……紛れもない伝説のポケモン、アグノムだった。 「やっぱり進み方が違うっていうことはこんなことも可能なのか……」 出来杉は一人考え込んでいる。 僕たちは初めて見る伝説のポケモンに興味津々だった。 「へ~こんなに小さいのかぁ 僕のパートナーには似合わないな もっとカッコ良くて強そうじゃないと」 スネオは一言言うとパソコンの方へと向かっていく。 ドラえもんは出来杉とこれからのことを話し合っている。 しずかちゃんはというと……ポケモン図鑑を見ている。 (何だよ、僕だけ仲間はずれかよ) 僕はソファーに寄りかかり天井を見つめていた。 「こんな大きいビルの中に入るのかい!? 無茶だろ、中にはたくさんの下っ端が居るはずじゃないか!」 僕はいざとなると大声を上げて抗議した。 「おいおい、手筈通り行けば大丈夫だって、 作戦を立てたのはこの僕、出来杉だぞ?」 出来杉はそう言うと自動ドアの方へと歩いていく。 「どうなっても僕は知らないからな!」 僕は一言叫び、出来杉としずかちゃんの後へと続いた。 出来杉の作戦はこうだ。 まずスネオとドラえもんが倉庫へ侵入 そして鍵を手に入れ、倉庫からアジトへと侵入 その少し前に出来杉、しずかちゃん、僕がアジトへ乗り込み、 ←今ここらへん ドラえもん達が到着するまでに1階を制圧 そしてドラえもん達と合流 その後別行動で2匹の伝説のポケモンを助け出すのだ。 ドラえもんとスネオの方には伝説のポケモンが付いている。 まず負けることはないだろう。 だが問題は僕らだ。 3人でドラえもん達と合流する前に1階の敵とずっと戦わなければならない。 そうすると……まぁ色んな意味で大変なことになるだろう。 僕たちは意を決して自動ドアの前まで来ていた。 「1、2の3…で飛び込もう 行くよ……1、2の……」 出来杉が「3!」と言う瞬間に爆発音が聞こえた。 アジトの中からだ。 「まさか……しまった!ドラえもん達が先に行ってしまった…! メールでちゃんと確認したのにぃ!!」 出来杉は最後に舌打ちをし、アジトの中へ入った。 しずかちゃん、僕もそれに続く。 「しずかちゃんは左へ行ってくれ!僕とのび太君が前と右をカバーする!」 出来杉は的確な指示を飛ばす。 しずかちゃんのポケモン達は次々に下っ端達を飛ばして行った。 「のび太君……この隙に2階へ行け 今なら隙をつける 早く!」 出来杉は思いがけないことを耳打ちする。 「ハァ?今更何を……」 「早く行けって言ってるだろ!」 出来杉はさっきより大きな声で僕に命令する。 「分かったよ……その代わりに……」 「何だい?」 「助けに来いよ」 正直自分だけで行けるのか不安だった。 「………分かった、後で行くから」 僕はその言葉を聞くと2階へと駆け上がった。 みんなのてもち のび太 ゴルダックLv42 ラムパルドLv41 エテボースLv42 ギャロップLv40 マスキッパLv42 ジャイアン 不明 スネオ 不明 しずか 不明 出来杉 不明 ドラえもん アグノムLv50 後は不明 次へ
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前へ のび太「なんだ、なんだ、なんだ!?」 ドラえもんが驚いていると、ドアからのび太が飛び出してきた。 外ではサイレンが鳴っている。 センターの人達も様子を見に行ったようだ。 ドラえもん「突然、外で爆発音がしたんだ。 まさか…………」 のび太「時間犯罪者!?」 のび太が叫ぶ。 ドラえもん「いや、まだ分からない! とにかく、もしそうだとしたら、奴はエンジュに居る僕らを 直接狙っているということになる」 ドラえもんが言った瞬間、 「ドカァァァァァァン!!!」 また、爆発音が聞こえた。 のび太「ドラえもん!! 行ってみよう!」 のび太が急かすが、ドラえもんは少し間をとる。 このまま、いぶり出されるように行くのは、正直危険。 だが、行けば時間犯罪者の姿を確認できる可能性が高い。 虎穴に入らずんば虎児を得ずだ。 ドラえもん「よし!行こう!!」 のび太「うん!!」 ドラえもんとのび太は部屋を飛び出した。 一方、エンジュの焼けた塔前でのこと。 この街のジムリーダー、マツバは重要文化財である焼けた塔を 爆破している男を止めるべく、現場に駆け付けていた。 現場には町中の住人が野次馬となって来ていた。 マツバ「何だって言うんだ? 一体?」 マツバに聞かれたジムのトレーナーは無言で指を指す。 「うぐ、うぐぐぐぐ、爆!漠!縛!幕!博!莫!」 その方向には、まさに常人の精神を持っているとは言いがたい人物がいた。 マツバ「狂ってるとしか言いようがないな…… しかし相手は奴一人だ。 何故とり押さえない?」 マツバが聞いた瞬間、 狂人「しねラァァァ!! だいばくはつ!!!」 二体のイシツブテが飛んでくる。 マツバ「伏せろ!!!」 「ズワアアアアアン!!!!」 凄まじい爆音が響き渡る。 狂人「もどりぇ、イシツブテ」 変質者はイシツブテを手元に戻し、元気の欠片を使う。 マツバ「くそっ………! 危険すぎる!!! しかもこれなら、何度でも爆発が可能ってことか!」 マツバが言うか早いか、変質者は第二撃を開始した。 狂人「氏ねねねね。」 マツバ達の方にイシツブテが飛んでくる。 マツバ「ゲンガー!! 止めろ!」 マツバはゲンガーを繰り出したが、間に合わない。 イシツブテから光が発され始めた。 「ピジョン!でんこうせっか!!」 その時、どこからともなく、ピジョンが飛んできて、イシツブテを弾き飛ばした。 遠くで爆発音が聞こえる。 マツバ「誰だい…………?」 マツバが後ろを向くと、見覚えのない冴えないメガネと、 見覚えのある青い狸が居た。 のび太「大丈夫でしたか?」 のび太が聞く。 マツバ「ああ、誰だか知らないが、ありがとう。 もう一人、君はドライモン?だっけかな?」 マツバに名を間違えられたドラえもんはすぐさま、それを正す。 ドラえもん「ドラえもんです。 ところで、マツバさん。 なんなんですか? あの爆発は?」 マツバは黙って指を指す。 そこには何処かで見たような顔があった。 ドラえもん「あ、あなたは!?」 のび太「船乗りのヨシト!?」 そう、のび太達の目の前には、アサギの灯台でのび太と戦ったヨシトがいたのだ。 しかし、あの時の面影は全くない。 のび太「ヨシトさん……… なんで……?」 のび太が歩み寄ろうとする。 しかし、ヨシトはまだ笑っている。 マツバ「伏せろぉ!!!」 マツバはのび太にのしかかった。 ヨシトの投げたイシツブテが爆発する。 のび太「マツバさん、ありがとう………」 のび太がそう言うと、マツバが訊いてきた。 マツバ「知り合いか?」 のび太は少し躊躇った様子で答えた。 のび太「前にバトルをして……… まさか………こんな……」 知り合いだというのび太の様子を察したのか、マツバが言う。 マツバ「わかった。 それなら、少々危険だが、無傷でとり押さえる。」 のび太「どうやって!?」 のび太の問いにマツバが答える。 マツバ「奴はだいばくはつを使わせた後、ポケモンを戻して、 元気の欠片を使うという、三つの動作を行う。 そこで、敢えてだいばくはつを使わせ、 三つの動作をしているスキを狙って取り抑える。」 マツバの言葉に、のび太は少し間を開けて言う。 のび太「……囮作戦ですか?」 マツバは頷く。 マツバ「だいばくはつを使わせる囮役は僕がやる。 君は彼を取り抑えてくれ。」 マツバの言葉にのび太はこくりと頷いた。 マツバ「よし、いくぞ! 作戦開始!!」 ヨシト「氏ね市ね史ね施ねえええ」 「グワーーン!!」 ドラえもん「くそっ! ヌオー!」 マツバとのび太が作戦を立てている間、ヨシトからの攻撃は ドラえもんが足止めをしていた。 しかし、だいばくはつを連発する相手に、流石のドラえもんも押され気味である。 すると、 マツバ「おい!貴様! 何でこんなことをする!!」 ヨシトの注意を引くため、マツバが叫んだ。 しかし、ヨシトは訳の分からない言葉をしゃべって話にならない。 ヨシト「えへえへえへえへ」 マツバは恐怖を感じたが、作戦の為に囮としての役目を果たさねばならない。 マツバ「こい!この低脳の基地外野郎!!」 ヨシト「ん~~? 施ね史ね市ね氏ね市ね氏ね イシツブテェ! だ・い・ば・く・は・つ」 マツバの方へイシツブテが飛んでくる。 マツバ「ゲンガー!! さいみんじゅつで止めろ!!」 ゲンガーのさいみんじゅつでイシツブテのだいばくはつが中断される。 そして、当然の如くヨシトはイシツブテを戻し、なんでもなおしを使おうとする。 マツバ『今だ!!! メガネ少年!!』 ヨシトから見えない影からピジョン、フーディン、ブーバーを従え のび太が飛び出す。 しかし、なんということか。 のび太は少し飛び出すのが遅れてしまった。 ヨシト「うわああああああああくるなああああああ」 のび太に気付いたヨシトは、のび太に向けてイシツブテの入った ボールを投げつける。 ドラえもん「のび太君!!!」 イシツブテがボールから飛び出し、光だす。 ドラえもんが叫ぶ。 のび太「うわああああああああ!!!」 「ドガーーン!!!」 辺りを揺るがす激しい爆発が起こり、それがのび太を包む。 ドラえもん「のび……太……君…?」 周囲は砂塵に支配され、静寂が響く。 ドラえもんはのび太の無事を願った。 しかし、そこは何もかもが跡形もなく吹っ飛んでいた。 ドラえもん「のび太君が……跡形もなく……」 ドラえもんは呆然とし、思考は中断した。 しかし、また、ある声で動き出す。 ヨシト「ひっ、ひっ、人が……吹っ飛んだ……跡形もなく…… 俺が……やった?」 ヨシトも呆然としているが、やがて、 ヨシト「うがああああああああ!!! 人をおおお人をおおお!!!」 ヨシトは完全に発狂し、自らの周りにイシツブテを二体、 クヌギダマを一体繰り出した。 それらはやがて、光をおびはじめる。 マツバ「まさか……………。 ヤバい!! 皆!!伏せろぉぉぉ!!」 マツバが叫んだ瞬間、ヨシトの周りで凄まじい爆音が轟いた。 その頃―ワカバタウンで、不審な男女二人組がいた。 別に、この時間帯でうろつくのは、田舎町のワカバタウンでも おかしいことでもないし、その二人が挙動不審なことをしていた訳でもない。 ただ、その服装は、未来の服を思わせ、胸には大きな赤い拳のマークがある。 そのうちの一人、男の方が言う。 男「…………此所に、辿りつけたのは、俺達だけか………。 他の奴らは…………。いや、考えるまい。」 男はしみじみと周りを見回す。 一体、この世界はどんな世界なのだろう。 女「町の外を見てきたわ。 見たこともない生物がいる。 やはり、ここは異次元空間ね。 何故、この時代にあるのかはわからないけど。」 女は言った。 こちらの心を見透かすように。 男「なんにせよ、任務の為、この世界の情報は必要だ。 それに、ここは恐らく誰かに創られた次元。武器や、通信機器、 特定の道具が全て消えてしまった。 それに、お前の能力は情報収集に向いているからな。」 男の言葉に女が頷く。 すると、女は何処かへ行ってしまった。 男「この仕事に失敗は許されない…… 何故なら、この為に俺達は生まれてきたようなものだからな……」 そう呟くと、男は犠牲になった友人達に祈りを捧げた。 マツバ「うえっ……、酷いな……」 ヨシトの体の惨状は凄まじいものだった。 それを書くのは気が引けるので、ここでは省略させてもらうが。 そして、ドラえもんはショックの余り、立ち尽くしていた。 この世界の死、則ち現実の死ではないことは分かっているが、流石に気がめいる。 それより、ジャイアンとスネ夫に、作戦前にこの事を伝えなければならないのは 考えただけでも辛かった。 マツバもそれを察したようで、 マツバ「………君は、もう帰ってもいいよ。 話は明日聞くから……」 と、言ってくれた。 ドラえもん「わかりました………」 ドラえもんは重い足を、ポケモンセンターに向かわせた。 ああ、なんで、頼まれたからといって、皆をこの世界に連れて来たんだろう。 僕のバカバカバカバカバカ。 ドラえもんが失意に陥っているとき、目の前から人影が現れた。 その人影は近付くにつれ、鮮明になる。 そして、それは自分が最も安否を気遣う人物だと解った。 ドラえもん「のっ、のび太君………?」 のび太「ドラえも~ん!!」 ドラえもんはのび太に抱きつく。 ドラえもんの目からは、涙が出てきた。 ドラえもん「のび太君! なんで無事だったの?」 ドラえもんは泣きながら聞いた。 のび太「話せば短いんだけど、実はビリリダマが爆発したとき、 フーディンのテレポートで逃げたんだ。 それで、ここまで来るのに時間がかかっちゃった。」 ドラえもん「あっ………」 成程。 確かにのび太が爆発で死んだのなら、跡形もなくなるのはおかしかった。 のび太より明らかに強い爆発で死んでいたヨシトは、まあ、あれではあったが 体はちゃんと残っていた。 少し考えれば分かることだが、自分としたことが、動揺して考えつかなかった。 ドラえもん「まあ、良かったよ。 とりあえず、ポケモンセンターまで帰ろう。」 ドラえもんは、そう言うと歩きだした。 無事だったのはいいが、のび太がまだ警戒する存在であることに変わりはない。 この世界では自分達、プレイヤーが干渉しない限り、人が死ぬことはない。 それ故、ヨシトの死も、ゲーム内の誰かの干渉によるものだろう。 それの元凶は恐らく99%、時間犯罪者。 だとしたら、常に自分が監視していたのび太が黒である可能性は低い。 しかし、しずかの時といい、奴は遠隔で人を殺せる。 それがある限り、警戒を緩めるべきではないが、 ヨシトの死は見る限り、どうひいきめに見ても自殺。 故に殺されたとは考えにくい。 だとしたら、のび太ではない人物が直接ヨシトに催眠術などの、なんらかの操作を施した可能性が高い。 しかも、もしのび太が時間犯罪者としたら、わざわざ、自分の前に現れるだろうか? 死体がないことから、のび太=時間犯罪者だとバレても、フスベで待ち伏せ作戦を採った方が得策ではないのか? ここで、自分が殺されるということも考えられるが、手持ちのレベルや、相性からいって恐らく無理。 それに、もし能力で殺すのなら、やっぱりわざわざ自分の前に現れる必要がない。 やはり、のび太はシロなのか? 考えれば考える程、深いループにはまっていく。 ドラえもんが、その様な思索に耽っている内に、 二人は再びポケモンセンターに着いていた。 ドラえもんとのび太はフロントで部屋の鍵を受取り、各々の部屋へ向かう。 そして、二人がそれぞれ、部屋に入ろうとしたとき、ドラえもんが言った。 ドラえもん「のび太君、ヨシトさんの事は明日話すよ。 今日は、色々あったから、明日の為にゆっくり寝た方がいい。」 のび太「うん、そうする。おやすみ。」 ドラえもん「おやすみ。」 二人は、そう言い合うと部屋へ入った。 ドラえもんは部屋に入った瞬間、またポケットから蚊メラを取り出す。 やはり、疑いは若干晴れたとはいえ、完全にシロとは言えないし、 もし、この状況でのび太が時間犯罪者なら、自分が殺される。 多分ないと思うが、あのタイミングからいってヨシトの凶行は のび太の挿し金の可能性もある。 自分の身を守る為にも、ここで妥協するわけにはいかない。 ドラえもんの盗聴は朝まで続いた。 のび太は部屋に入るとすぐにベッドの上で横になった。 こみあげる笑いをこらえながら。 のび太の策は、ドラえもんがチェックインの時に書いていた名前を見る (書いていた時に名前を見れなかったのはのび太最大のチョンボだったが)という 単純な策であった。 しかし、それには問題があった。 あの忌々しい青狸の盗聴である。 部屋から出るのは、単独行動になり、青狸のお付きがつくので不可。 それに、わざわざ名簿を見せてくれと言うのはあからさまに妙だろう。 それ故、フロントの名前を見るには、センターの職員及び、 糞狸達をセンターから引き離すことが必要だった。 そこで今回、ノートの隠された力を使わせてもらった。 このルールは、メガネにも話していないが、実はこのノート、 対象者の死の前の状況、死因、命日をある程度操作することが出来る。 ノートに記入したのは以下の通り。 名前【ヨシト】 死因【爆死】 手持ち【ニョロゾ・メノクラゲ・ドククラゲ】 死の前の状況【ショップで出来るだけ多くの元気の欠片を買い、 アサギから自転車でスリバチ山へ向かい、 時間に間に合うようできるだけ、じばくの使えるポケモンを捕獲。 その後、発狂しながら、エンジュの重要文化財を襲撃。 襲撃中、人を殺したと思い込み、200×年×月×日午後7時30分自殺】 まず人の目につき、この町のシンボルである文化財を破壊することにより、 ポケモンセンターの職員を引き離す。 青狸も当然現場に向かう。 その時点でポケモンセンターはもぬけのカラ。 何故、人を殺したと勘違いするという条件をつけたのかは、 自然な形でテレポートを使い、ポケモンセンターに戻るため。 戻れば無人のポケモンセンターで優々と名簿を見ればよい。 しかし、これも、実行するにはネックがあった。 それは、青狸の監視の可能性。 もし、監視されていた場合、これを実行すれば殺害方法もバレ、 確実にアウトだろう。 しかし、盗聴のみならノートを使い、これを実行することは極めて容易。 だから、青狸が監視をしているか、していないかを確かめる為に このポケモンを使った。 それはラッタ。 この一週間、一緒にいたお陰で、俺は奴がなぜか、ネズミのたぐいが嫌いで、 見たら発狂しだすことを知っている。 だから、敢えて部屋の中でラッタを繰り出し、 視覚のみの情報を送り続けることにより、奴の反応を確認。 全てのポケモンを繰り出したのは、ラッタだけ出すと余りにも不自然で後々、 疑われる可能性があるから。 そして、奴の反応から少なくとも監視はしていないと判断し、この計画を実行した。 しかし、奴は計画の為には今は殺せない。 いや、殺すと策の成功率が低くなると言った方が正しいか。 とりあえず、明日はあの女に腕をみせつける日だ。 もう、起き続けてる理由もないし。 寝よう。 のび太は修行の疲れを癒すべく、床についた。 次へ
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「フハハハッ!!雑魚のポケモン共を集めたところで、俺様を倒す事は出来んぞ!」 「そうかな!?やってみなきゃわかんねぇ!」 東京都練磨区、とある空き地は今日も騒がしかった。なにやら二人の少年が両手にニンテンドーDSをもって通信対戦をしているようだ… 「終わったな、所詮、のび太はクズなのだ!」 「ま…負けた…」 のび太と呼ばれた眼鏡の少年は対戦に負けたショックから泣き顔でうなだれる。端から見ればのび太が相手の少年の前でひれ伏しているようだった。 そんな彼を見下ろす少年…彼の名はブロリー…ではなく剛田武、知っている者は皆、彼の事をジャイアンと呼ぶ。 「ホント弱いよなのび太って…同じレベルのポケモン使って1ダメージも与えられないなんてまさに奇跡の戦術だよ君は。」 「うっ…」 敗者であるのび太を第三者として対戦を見ていた少年、骨川スネ夫は汚い物を見る目で吐き捨てる。悪い魔法使いのように濁ったその声で言われるとのび太は腹が立って仕方なかった… 彼らが今行った通信対戦、それは「ポケットモンスタープラチナ」、最近発売されたゲームソフトだ。のび太はこのゲームが限り無く弱かった。ジャイアンと何度か対戦した事があるのだが一勝もした試しがない。約三分後、カップラーメンが一つ出来るぐらいの時間になればジャイアンはのび太を倒している…そんな光景が何度も続いていた。 「くそ…何が悪かったんだ?何が理由で負けたんだ?」 「理由?ああ、それは全部さ、使うポケモン、技構成、相性、君は全てにおいておマヌケなのさ。」 「そ、そんなぁ…努力値っていうのもちゃんとやったのに…」 「どうせ全部意味の無い所に振ったんだろ?」 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」 図星、実はハピナスに攻撃の努力値を振るなど、とてもかっこいい事をしていた。全くの無意味である。聞けばのび太はポケモンのステータスの表示の見方が分からないらしい…もう一度一年生に戻って数の見分け方を覚えろと言ってやりたいところだ。 しかしのび太はよせば良いのにジャイアンにまた対戦を申し込んだ。のび太いわく今度はもっと強くなって勝つらしい… 高らかにジャイアンに宣戦布告を言い渡した後、のび太は逃げるように空き地を離れた。多分今の自分の顔はラディッシュのように赤いだろう…のび太はそう思いながら彼なりの全速力で家の方に駆けて行った。 「!!!」 一瞬、身が固まる。前方約5m…奴が来たのだ。 「きっとそんな感じで、世界には新種の生物が増えていくんだ。人間達が地上から居なくなった後にね。」 「へぇ~!流石デキスギさん、物知りね。」 「僕なんかまだまだ分からない事だらけさ。」 二人の男女が仲良さそうに会話しながらこちらに向かって来る。源静香、出木杉英才、二人とものび太など微塵も気がつかない。のび太は通りすぎて行く二人の後ろ姿を睨みながらブツブツと念仏のように嫉妬の言葉をこぼした。 「デキスギ…ソコニイナクチャイケナイノハボクダ、キミジャナイ…」 出木杉と一緒に並んで歩く少女静香に対して、のび太は恋心を抱いている。その為彼女が他の男と仲良さそうにしているのを見るのは若すぎる彼には爆発しそうな嫉妬心を抑えるのに必死だった。二人の姿が見えなくなり、のび太はその場を足早に立ち去る… 向かう先は青い友人の待つ自分の家、彼ならこの嫌な気分を吹き飛ばしてくれるに違い無い。彼の不思議なポッケの力で… ようやく家に到着するとのび太はただいまも言わずに階段をかけ上がって行く。ドタドタと響く足音が、彼の慌ただしさを表現していた。 「ドラえもーーん!!」 二階にある部屋のドアを持てる力の限りスライドさせ、のび太は目の前に居る青き身体に飛び付く。その奇妙な物体は好物のどら焼を食べていたようだ。食事の邪魔をされたのが不快だったのか、はてはのび太に触れられるのが嫌だったのか、あるいは両方か、青いヤツは温かくない目を彼に向けた。名をドラえもんという。狸のような外見だが、実は猫をモチーフにしているロボットだというのはあまりにも有名な話である。 野比のび太といえば重度を超えたトラブルメーカーだ。今度は何を持ち込んだのやら、ドラえもんは心底うんざりしていた。 「ドラえもん!ジャイアンに!」 「ジャイアンにポケモンバトルを仕掛けて負けた。今度戦う約束をしたから絶対に勝てる道具を出して…かい?」 「よくわかったね…」 「長い付き合いだからね。伊達に一年も同居してないよ。」 ドラえもんは22世紀の未来で生み出され、そしてのび太の居るこの時代にやってきた。目的はのび太を優秀な人物にする事、しかし彼はずっと変わらない…自分が来たのは逆効果だったのかもしれない…最近ドラえもんはそう思うようになっていた。 (のび太君の為にも、あれを使うしかないか…) ドラえもんは何も声に出さず、胸のポケットに手を入れた。思いの外あっさりと道具を出してくれる事が、のび太は純粋に嬉しかったようだ。足をバタつかせて道具の登場を待つ… 「異次元世界移動マシーン!!」 「わあ…」 ドラえもんがその名を言うと、ポケットから大きな板のような乗り物を取り出した。その形はあのタイムマシンに擬似していた。 「これを使うと、僕たちが居る世界とは違う世界に行けるんだ。もちろん、ゲームの世界にもね!」 「えっ!?じゃあ…その…ポケモンの世界にも行けるの?」 「うん!その為に出したんだ。」 この時、のび太はかつてない程興奮していた。ポケモンの世界…彼は何度かそれに憧れていた。本物のポケモンと会いたいと何度も思った。当然それは不可能な事だ…現実とは残酷なものである。しかし、ドラえもんにはその不可能を可能にする力がある。夢にまで見たポケモン世界へ行く時が来たのだ。 「ドラえもん!みんなも誘って良い!?」 「あっ、うん。」 「やったぁ!!」 子供とは無邪気なものだ。のび太はすっかり本来の目的を忘れていた。ゲームではなく、リアルでジャイアンを倒す!次にスネ夫だ!その後は憎き出木杉をじっくりと料理してやる!最後は静香と二人勝ちだ!のび太の強く意気込む。先ほどまでとは別人のように活気に満ち溢れていた。 数十分後、のび太の部屋には五人の少年少女と一匹の狸が集まった。のび太、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、静香、そして出木杉…本物のポケモン世界で冒険が出来る…彼らものび太と同じように興奮を隠せなかった。 一同はドラえもんが出した異次元世界移動マシーンに乗り込む。すると、まず出木杉が口を開いた。 「ポケモンの世界って、どこに行くんだい?」 「金銀!」 「やっぱり金銀だね。」 「二人がそういうなら私もそれで良いわ。」 「ええ~…僕はプラチナが良かったのに…」 「なんか言ったかのび太?」 「ん?僕なんか言ったけ?さあ行こう金銀の世界へ!」 ジャイアンに睨まれ、のび太はしぶしぶ了承した。意外にも行く先のポケモン世界はポケットモンスター金銀の世界、すなわちジョウト地方に決まった。何故金銀か?答えは簡単だ。彼らはそのゲームを噂でしか知らず、プレイした事が無いのだ。ルビー、サファイア、ダイアモンド、パール、プラチナと知っている世界に行くよりも、未知なる世界へ行きたい気持ちの方が大きかった。 「ルールはどうする?」 「先に殿堂入りした奴が勝ちで良いんじゃね?」 「それでいこう!」 ドラえもんはマシンのタッチパネルのような物を動かし、向かう世界を設定する。そして手元のレバーを引いた。 「行くよ!ポケモンの世界へGO!」 ドラえもんのテンションの高いかけ声と共に、マシンは発進する。まるで瞬間移動のように部屋から全員の姿が一瞬にして消えた… 四次元に広がる空間の中、のび太達を乗せた異次元世界移動マシンは目的地に向かって全自動で進んで行く。移動する空間はほとんどタイムマシンと変わりない。彼らは到着まで待ちきれない気持ちでいっぱいだった。ジャイアンとスネ夫はこれからの事について和気あいあいと語り、のび太と静香はポケモン世界で楽しみな事をお互い話し合っていた。 「ドラえもん君、少し聞きたいんだけど…」 「なあに出木杉君?」 そんな中、出木杉は他の者に気づかれないようにドラえもんの元へ歩み寄った。 「このマシーンって、こんな人数で乗っても大丈夫なのかい?」 「大丈夫だよ。 この道具は子供なら五人まで乗れる」 「えっ? 僕達みんな合わせて六人だよ?」 「そんな訳ないよ。 のび太君にジャイアン、スネ夫、静香ちゃん、そして君で丁度五人の筈さ…… あっ!」 乗り物一帯に、詰めて乗っている少年少女を数えている途中、ドラえもんは言葉を出さなくなった。まさかと思い、出木杉は強張った顔つきでドラえもんの顔を正面から覗き込んでみる…すると彼の元々青い色の顔は、さらに青ざめているのが分かった。 「自分の数は数えなかったの?」 「…はい…」 定員オーバー…数多くのミスをしたことがあるドラえもんでも、これ程迂闊なミスはした事がなかった。なんで僕は低性能で馬鹿なんだろう…ドラえもんは己の無能さを激しく悔やんだ。 「「うわっ!?」」 刹那、突如マシンが揺れ動き出した。それもただならない揺れ方だ。地震で言えば震度3ぐらい、あまりに突然の事だった為、少年達は大きくバランスを崩してしまった。難とか体制を直したジャイアンは怒り心頭でドラえもんの肩を乱暴に掴み掛かる。 「おい! ちゃんと運転しろよ!」 「ごめん! それが定員オーバーでコントロールが利かないんだ!」 「なんだと!?」 「嘘よねドラちゃん!?」 ドラえもんから放たれた爆弾発言によって、一同の表情は先程までとは正反対なものとなる。特にスネ夫の顔は絶望に満ちていてまるでこの世の終わりだと言わんばかりだった… 「ママァァ―ッ!!」 スネ夫の頭にふと母の面影が浮かんだ。せがめばたくさんのこづかいをくれたママ、いろんな場所に連れていってくれた優しいママ、トイレはちゃんとドアを閉めてするでザマスよと叱ってくれた厳しさと優しさを兼ね備えたママ、そんなママは僕の自慢で、そして全てです。お元気ですか?僕は元気ではありません。今僕の目の前にはずっと昔に亡くなった曾祖母の笑顔が見えます。今までありがとう…僕はあの人が居る場所に行って来ます。グッバイマイマザー… スネ夫はいさぎよく死を受け入れていた。今自分の顔はどんなに綺麗だろうか…彼の瞳に曇りは無かった。 「大丈夫なのドラえもん!?」 「大丈夫、ここら辺ならどこか別のポケモン世界に不時着出来るはず!」 ドラえもんのその一言で、スネ夫はハッと正気に戻る。まだ死ぬと決まった訳ではないのだ。 「この際ポケモン世界なら何処でも良いよ!早く降りて! ぬわぁ!?」 再び激しい揺れが彼らを襲う。目的地からずれるがこのままでは危険だ。ドラえもんはやむを得ずブレーキを踏み、マシンを何処かの空間に飛び込ませた。その瞬間、眩い光が広がった… 光に眩ませられた目を開いた時にはもう、自分たちが居る場所は変わっていた…一同はしばし沈黙する。 「着いたのか?」 沈黙を破ったのはジャイアン、周囲を見渡しながらそう呟いた。ここで彼が「助かったのか?」と言わなかったのは、自分がポケモンの世界に来れたかどうかという思いの方が強かったからである。 「あ、あれ!」 静香が何かを見つけたようで、その方向に指を指す。全然がそこにあるものを見た時、確実に場の空気が変わっていた。 「「オタチだ!!」」 一同は激しく感動した。オタチ、みはりポケモンと呼ばれるそいつはのび太達に気づくと驚いたように逃げて行く。 間違いなく本物のポケモンが居た。という事は此処は… 「ポケモンの世界…」 実に運が良かったと言っておこう。トラブルが起こったものの、のび太達はポケモンの世界に来れたのだ。分かった瞬間歓喜の声が響き渡る。偶然通りかかった通行人は不審者を見る目で彼らを眺めていた… ドラえもんが調べてみて、ここはポケモン世界のジョウト地方、ワカバタウンだという事が分かった。涼しい風が心地よい、小さな村だ… 「よっし!んじゃさっさとポケモン貰いに行こうぜ!」 「ちょっと待ってよジャイアン! ポケモン貰うったって何処で貰えば良いの?」 「そんなもん決まってんだろ! …どこだ?」 一人ポケモンを貰いに行こうとするジャイアンをスネ夫が制止する。生憎ジョウト地方の情報など皆無に等しかった。噂以外の金銀など、ジャイアンはもちろんスネ夫ですら知らない…よってここに居る者は誰一人として情報を持っていないだろう…と、今まで思っていた。 「ウツギポケモン研究所…」 「えっ?」 「そこに居るウツギ博士っていう人からポケモンを貰えるわよ」 思わぬ情報を持っていたのは意外にも静香だった。一同は目を点にする。誰もが静香の事を最近ポケモンをやりだした人だと思っていたのだ。その為大分前に発売された金銀の事を静香が知っているなど、思いも寄らなかった… 「なんで静香ちゃんがそんなこと知ってるの?」 不思議に思った眼鏡猿こと野比のび太は彼女に問い質す。静香は笑顔を輝かせて教えてくれた。 「この前出木杉さんの家に行った時、銀バージョンっていうソフトを貰ったのよ」 「出木杉君が!?」 「うん、僕、金バージョンを持ってたし、別にいらないから欲しがってた彼女に上げたんだ」 「なんということを…」 普通に聞けば何の問題もない話だが、のび太にとっては聞きたくなかった話だ。 二人の仲がそこまで進んでたなんて…まずい!早く手を打たないと静香ちゃんが取られてしまう! 若くて幼いのび太はそんな事を考えていた。勿論出木杉には何の下心もない。ただ言った通りの理由だ。この心の余裕の違いがのび太と出木杉の差なんだろうなとつくづく思うドラえもんであった。 「じゃあ早速その何とかっていう博士の所へ行こうぜ!」 ポケモンを貰える場所を知ったジャイアンははやる気持ちでウツギポケモン研究所らしき建物に向かって走って行った。スネ夫、出木杉、静香はやれやれと半ば呆れながらも彼の後を追っていく… 「僕たちも行こうよドラえもん!」 のび太も研究所へ向かおうとする。だがドラえもんは何処か難しそうな顔をしていた。 (なんか都合が良すぎる気が…) 自分の低スペックが招いたミスによって、異次元世界移動マシンは本来の目的地から大きく外れた場所に来てしまった筈だ。しかし、自分達はポケモン金銀の世界、ジョウト地方に着いた。とても都合が良すぎる話である。ドラえもんはその事をずっと気に掛けていたのだ… (もしかして金銀の世界は二つあるのか?いや、そんな筈はない… じゃあこの世界は本来の金銀世界とは…) 同じ次元が二つあるという事はまずあり得ない。ならばここはジョウト地方であって「ポケモン金銀」の世界とは似て非なるものだという事だ。 危険な事が無ければ良いが… ドラえもんはこれからの冒険が少年少女達に災いを及ばすものでない事を祈り、マシンを四次元ポケットの中に隠した。そしてさっきからずっとこちらを見ているのび太に気づく。何なんださっきから…ああ、研究所ね… ドラえもんは彼の方にいつもの笑みを浮かべながら振り向く。 「さあ、行こうか」 「うん!」 もしも彼らに災いが振り掛かったとすれば、僕はこの身体に代えても皆を守ってあげれば良い。それが子守り用ロボットの役目であり、宿命なのだから… 一人と一匹は駆け足で研究所へと向かった。この時はまだ、誰もが楽しい冒険になるだろうと信じて、疑う事はなかったのである… 次へ
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それはある日の昼下がり みんなはスネ夫の家でポケモンをして遊んでいた ジャイアン「よっしゃ、勝った!」 のび「うわああぁあぁん。また負けたよドラえもーーん」 (それは知らんがな) のび太は弱い。というよりタイプを考えずに好きなポケモンを育てているためそうなるのか ジャイアンは完全にフルアタ型だ。型にはまった時は驚異的な強さを発揮する スネ夫はネチネチ型。どくどく→影分身のコンボも平気で使ってくる(たまにジャイアンにぶっ飛ばされる) 出来杉としずかはバランス型。PTも考えて構成していて相性も有効に活用する ドラえもんは…よくわからない そんなこんなで皆で楽しんでいると突然出来杉が口を開いた― 「ドラえもん…僕達がポケモントレーナーになる道具ってないかな?」 ドラえもんはニヤリと笑いながら言った 「あるよ。」 全員の目が輝いた ドラえもんは未来から 【なりきりポケモントレーナー】 を取り寄せ、箱を開けた 皆で取り扱い説明書を読んでいざポケモンの世界へ― 簡単なルールは以下の通りである 1:このゲームの中にいる間、現実世界の時間は進まない 2:世界観はポケモン赤緑。しかし技(中には特性も)はDPまで網羅しているので今までとは少々違った趣向が楽しめるかも? (どちらかと言うとFRの感覚かも知れない) 3:スタートはマサラタウン 誰かがチャンピオンになればそこで終わり 4:まず全員に一匹ポケモンが配られる そのポケモンは最後まで連れていなければならない また、初めにもらったポケモンとは会話が可能 これが皆を喜ばせた 5:チャンピオンに挑戦出来るのは二度まで 同じポケモントレーナーに三度負けてはいけない どちらの場合もできなければ脱落 6:四次元ポケット等未来の世界の道具は使用できないようになっている 皆は理解するとシートに乗って、ポケモンの世界へ向かった 一行はタイムマシンのような物でポケモンの世界へ向かっていた その中ではそれぞれの思惑が交錯している (どんなポケモンがもらえるのかしら。もちろん私に相応しいポケモンでしょうね) (俺様が一番だ!絶対一番だ!全員ぶっ飛ばしてやる!) (技がDPまでとなると…エスパー持ちが最強という訳でもなくなるか。おやおや、しずかちゃん。パンツゲットだぜ!) (ぶーーーーーーん) (猫の僕でもポケモンたちと仲良くなれるだろーか) (ライバルは…少ない方がいいよね、ママ) そして、突然― 出来杉が突き落とされた! 出来杉「う、うわあああぁぁぁ!」 全員「出来杉(くん)!!」 一行は楽しさいっぱいでポケモン世界へ向かっていたのだが… その途中大変な事が起きてしまった 出来杉が奈落の底へ落ちたのだ! ドラえもん「何てことだ…」 (僕は知らない僕の責任じゃない不慮の事故だ仕方ないんだ僕は何も悪くない。よね、ね?ね?) スネ夫「油断してて落ちちゃったんだね」 (僕に油断してたんだね、くけけけけ) ジャイアン「ライバルが減って良かったじゃねえか」(ライバルが減って良かったじゃねえか) しずか「タケシさん!!」 (まったく。その通りだわ) のび太「ドラえもん!出来杉は大丈夫なの!?」 (ぶーーーーーーん) かくしてのび太たちの冒険は波乱の幕開けとなった― 出来杉を除いた全員はマサラタウンに到着した そしてオーキド博士の研究所のドアを叩いた とりあえず出来杉の事は後で考えることにして(というより忘れようとした)ポケモンの世界を楽しむことにした 「おー、よく来てくれたねみんな。待っておったよ」 (設定、かな?) 「おや、一人足りないようじゃが?」 ドラえもん「え…あ、え、いや。とりあえず5人でお願いします!」 オーキド「まあ別によいが…」 オーキド博士は皆を大きな装置の前に案内してくれた 「それでは順番にこのボタンを押してくれたまえ。 ランダムじゃが、相性等も考慮してポケモンが選ばれるようになっておる。 そしてその穴から出てきたボールに入っているのが君たちのパートナーじゃ!」 みんなの鼓動が高まる スネ夫「じゃあ順番はじゃん…」 ジャイアンがこっちを睨んでいる スネ夫「じゃん…イアンが一番で後の皆はじゃんけんをしよう!」 ジャンイアンは満足そうだ かくして公平に順番が決まった。受け取る順番は以下の通りである ジャン→しず→ドラ→のび→スネ夫 トップバッターのジャンイアンがボタンを押した! ジャイアンは自信満々にボタンを押した コンコロコローン。ぽむっ ジャイアン「よっしゃ。ワンリキーktkrwwwww」 (やっぱり)(やっぱりか)(予想通りね豚ゴリラ)(カスカスw) ワンリキーはジャイアンを見て一言。 「殺すぞ?」 みんなは必死にジャイアンを止めた そしてそれぞれの思惑を乗せ、しずかが続いた コンコロコローン。ぽむっ (…え?気のせいよね) しずかは我が目を疑った 出てきたポケモンは― ルージュラ (かわいそうに)(しずかちゃん…)(まさこキタwww)(ワンリキー殺す!) ルージュラ「ちっ。ドブスが。」 しずかは目の前が暗くなった 若干険悪なムードの中― ドラえもんがボタンを押した コンコロコローン。ぽむっ ドラえもんは凹んだ ニャースだった (はい、キャラかぶったー)(まぁ雑魚だね)(ワンリキー殺す!) (…ルージュラ…何で私がルージュラなのよ…) ニャース「うーーーん。 たぬきニャ?」 「猫だ!!」 ドラえもんは激昂した 恐る恐るのび太はボタンを押した コンコロコローン。ぼむっ 全員が驚いた ぼむっ のび「ぴぎーーーっ!」 のび太は危うく潰されかけた 出てきたのはカビゴンだった これには周りの皆も驚いた! (ヤバい、当たりを引きやがった)(のび太のくせにナマイキだ。殺す) (負け組のくせに…私なんて)(何でのび太君だけ) カビゴン「・・・飯」 のび「なんでトレーナーの僕に命令するんだよ」 カビゴン「めーーーーし」 のび太はパシリに決まった 最後はスネ夫だ。 (せめて、せめてしずかちゃんレベルをー) スネ夫は祈りながらボタンを押した コンコロコローン。ぽむっ 出てきたのはメタモンだった (ちょwネタポケwww)(一人脱落かしら)(良かった。僕より下がいた)(まあ、許す!) メタモン「めためたー」 スネ夫の頬を涙が伝った とりあえず。全員のパートナーが決まったのである
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,,, ─- 、 // / __ ヾ 「リルルさん!!」 / __ / | /\l. / ( -|/ -| )) /  ̄ ̄ ̄\ | \ ノ ( ( -(\ ヽ || | /ヽ` -、´ j |) | | i | /  ̄ ̄| | i__ u ||) / !/ / ノ | || ) ( \´⌒ / /___/| |  ̄ //`-゙ \(( (⌒ヽ/ | |__| _ ノ ヽ ^/_____| ヽ,,) ∈ | ̄ 人 ヽ | | |  ̄  ̄ ̄ ヽ/  ̄ ̄ \ // / /| | || / ____ヽ _./ ヽ/ | -| // | | ノ | ヽ/ |_|__ ` | | ヽ ヽ =| (_゙_) | |\ \[SPLIT]「今度 生まれかわったら…、 天使のような ___ ロボットに…、」 // ii ─ - 、__ / \ / ____\ ( ( ( ヽ ヽ ii/ //,-、_i ` ! -、 -、\ i. .. 丿 ji __/ || '| |i (| |゚)| |゚) | |__./ // / (  ̄ ┐ i u 、 u r)、 /ii ) ┌ ´ (\ ヽ⌒) /ヽ ,,) ^/ /⌒ヾ/、.┌─ ´⊂ヽ__^ノ`,--´ ^ヽ 二二 ii j / | |\ ヽ、 ヽ _ ノ___,| / ノ| _ ii__/ | | ヾ/i _∩、─ ´ / | _i i\i i \ | | ノ | ∈ )/⌒ヽ.____| \ \i i`ヽ| | /! |  ̄/| |. \ ヽ ─ii  ̄ ̄ヽ、 ヾ | | | | ii /⌒ |─-| ヽ | ____ ノ ,| ̄\ |─ヽ.. ( . | |__ 丿jノ  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄∠二二) ̄ ̄[SPLIT] l . . . ヽ /  ̄ ̄ \ i i i i - ( ( ( \ ヽ. i | | | | | | | i ||/| |ヽ| |__ノ i | | | | | | | | | | | i 丶 u )、 m ヽヽ⌒) ノヽ,,ノ 「お友だちに なってね。」 ゙、 ) ̄ ̄ / ̄/^)  ̄∈~| ̄ _ /| | | | | | | | | | | |  ̄i⌒ヽ、-ヽ、 | | | | | | | | | | /| i \ i. | | | | | | | (_-| ̄|、__ノjノ (二二)[SPLIT] ´ ´ ` 、 ,´;´ ◯ `; 、 ;´;´; .__ __= = =| ... ____ ... ____┌─┐__ | |┌┴──/= = =| /\ \/\\\\\'''///////\.ヘヘヘ / , ──── 、 ゝ/ _______ヽ 「リルル…。 i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ | _| _| ・|・ |__ もし生まれかわってたら、 , ─i 、 ヽ __ o__ ノ ヽ また地球にきてくれないかな…。 ! `-、 | ! \ ヽ、 ──┘ ノ / スパイなんかじゃなく…。」 \ \二二へ二ヽ/ \ | | | |[SPLIT] ヽ ! / , ─── 、 ゝ/ ___ヽ / | / ./⌒| | __|_ | (| __ ヽ (d ヽ_b /\ \ヘ/ ___) ̄\_ノノ) j (__// ) ノ\ ← マザーの箱 l二二二ヽ ̄\ /\/\ \ | ( \/ / .\/ | \ /  ̄ ̄ ̄ | iヽ- ' ))[SPLIT]_____________________________________________________ _ | _ _ _ _ __| |└┐゚ | | | | | /△ヽ. |┌┘ /  ̄  ̄ ヽ ̄  ̄ | ヽ二ノ//~\ヽL二l / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / /j/| /\ ヽ ─┼─ = = = = = = = / /─ | / ─ヽ、 i | ̄ll ̄| = = = = = j / `/^ヽ j/ /^ヽ'ヽ j | 〒 | = = = = = = = /i^| | | ’| / | ’| | |^| = = = = = =.. / !_|  ̄ _  ̄ |.ノ| = = = = = = = / ヽ. ┌─┐ / | = = = =.. / \ ヽ. ノ / ! _ _ = = = = = = = 丿 `┌─┐´ ノ | | // / \ /⌒| ̄|´ `| ̄|⌒ヽ (⊃ )≡ ≡ ≡ ^/ \ |  ̄  ̄  ̄ | | / / / |///)、 | |/ / i. i\ ノ ノ ′ /= = = = = = = = = = = = = j | | | | \ .ノ= = = = = = = = = = = ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[SPLIT]ドラえもんの修理[SPLIT] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ | ドラえもんは?| ヽ____ _/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ∨ | 回収されたわ | ヽ____ _/ ,, ──- 、, , -、 / \ ∨ /___ ヽ / ゝ┴---'、 |⌒ヽ |__ |. | / ,-─--\ |・ |─ 6) | |;/ / / ,,, ,,ヽ . ゚|`-′ ヽ / | | (0i _0).| ヽ _ | | | o) | /二二ヽ ヽ、、 ー┘ ノ | i⌒ヽ | ┝━┯━o;┥ __ _|_├ ┤ | / \i __ i|.| ⊂、 __ノ | ◎-( ヽ◯,;;_ノ◯  ̄├── ┤ ('ゝ )____)  ̄ ̄ ̄[SPLIT] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ | 交換したら直ったよ | ヽ_______ _/ ,,, - -┬ 、∨ ,, ──- 、, / _ | ・|・ |ヽ, /___ ヽ / / `- ●- ヽ i |⌒ヽ |_ | | | 三 | 三 | |・ |─ 6) | | | ┌──┴─--′ ゚|`-′ ヽ / ヽ | \,──-,// ○ ヽ▽ | /━━━Θ━━i /  ̄i二二ヽ ○-┤ / ┌─┐ヽ┴、 _∩、 / ヽ | /~| ヽ__`--丿| | ∈  ̄ヽ/ | | -┬────ヽ_ノ  ̄  ̄ ̄| |[SPLIT] ,, ──- 、, /___ ヽ \ \ \ コテン |⌒ヽ |_ | /ヽ ○、 _ |゚ |─ 6) | ( / \ ヽ ヽ/ ̄  ̄\ ゚|`-′ ヽ ./ ヽ  ̄ ┃ ヽ ヽ | ) ● ┃ |  ̄i二二ヽ - ┃ | _∩、/ ヽ | | | ┃ | ∈  ̄ヽ/ | i__| ___○/\__ __/  ̄  ̄ ̄| |[SPLIT]立体コピー紙[SPLIT] | ガ チ ャ | 「 おどろいた? のび太さん、 | )) _,,,...,,,_ それコピー したものなの。」 | / \ | / ヽ | ( ( ( ( ( \ | | | -ヘ -ヘ\ | | ____ |. i |⌒| |⌒| rヽ/ /-、 - 、 \ | |  ̄、  ̄ _ソ-.,、 / | ^| ^ | - 、 ヽ /⌒, |. ヽ 、─┐_ ィ \ i | / `-●-′ \ | / / | )) ` ┬゙ヽ、`ヽ.]⌒ヾ | 三 | 三 | | / / 立体 コ ピ ー 紙 | / | ( i、| |. | ─┴───┐ | / / ← | / /| \ ` |i ヽ \__ 二 __/ / ./ / | / / ヽ、 \__丿| ○ヽ━━(t)━━ / ○ | ⌒ 丿 \i / \ / / / /[SPLIT] ____ _,,,...,,,_ ゝ/______ヽ / \ / 「 , - 、 -、| / i | |─| ・ | ・ | | | |__ | `- ´o- i | | (d ,⊃ | i\ / \ |_ 丿 |_)\ /_) `┬─┬′ / i_ヽ /ヽ /ヽ `ヽ/⌒\__/ヽ∧ ̄/ヽ ____ / 丿i┴-─┴i_ \;;ノ , \ ∩、 /\ノ \ /|  ̄/⌒i  ̄ ̄ ̄ ヽヽ/⌒\∈ ̄  ̄ / /ヽ / | | | | | , \ ̄、 ̄ ̄___/ |/ / | | | | ノ \ \ _(  ̄~\i´⌒`|゙ / | | | | \ ヽ、`-_─ |  ̄| ̄⌒i | || | | ↑ (  ̄ ノ ヽ──┴-| | | | |───── | \ 足  ̄ ̄ / / ヽ_丿 / ノ | | ─′ / /  ̄ |××××××| / /  ̄| ̄ | ̄| ̄ | ̄ / | | | |[SPLIT]パソコンの起動[SPLIT] ____ / \ /  ̄ ̄ ̄ ヽ、 / /ヽ )ヽ )ヽ ) =====-─┬┤ | | / ヘ_ ヘ_| | ⌒ l ⌒ヽヽ | | |___| | 0| |0|| | ^ | ^ |─ |__/ ( d ゝ | |`- o- ′ 6) / i\ (_ ̄/ 丿 ヽ└┬─┐ ノ / 丿 | ` ─-┐´⊂ヽ _∩ `_─── <_ ^~ / ̄ ̄ ̄ヽ ( ノ ∈ | ̄^ | ヽへ / \[SPLIT] / ̄ ̄ ̄ ̄ \ / ̄ ̄ ̄ ̄\ /  ̄ ̄ ̄ ̄ \ / ,,, ───ノノ ====_____| ===────┤ | | /へ へ.| .|/ ヽ | | ( ( ( ヽ | | __| |⌒| |⌒|| __.| ゙0 ゙0 | | (| (^) (^) |_| | (d ゝ | ヽ| 、 _| | | ^ ソ> nm | \ ヽア′ノ \ ヽフ \ __ノ \└──┘ 丿>/っ | ヽ_ i` ─┐′ ` ┬─-┤ ,-`───´\/\|_| /^|^|▽▽|^|\ | ̄ ̄ ̄ ̄| \ / |  ̄|| ̄ / / | | | | ヽ (∋ ∈) |[SPLIT] 「うごかなかったら ,, --──-、 / 二二二ヽ あんたが悪いのよ」 /二二二二二ヽ | | へ , ,∧| / | ( ・∨・) | | | | 0 ∠| | | )⊃( ヽ| (d 二⊃_ /  ̄ ̄ ̄ \ |. | /(∋ }_| ,,─── 、 7/ヽ ┌-──┘/───====└┬┘ / /_______ヽ △ |\\ |__| (・ )( ・)| /└────┘=== 、ヽ| | /⌒▽▽ヽ、 (d ⊂⊃ | / |・) |─|__ | | i i | \ (「「「「「) ノ o- ′ 6 ) / | | | | ,────、__∩ └─┐ \/ | | | | / | ~,⊃ ヽ二 「  ̄ ∠二二ヽ∫ 「すげえのが 来たなあ」 | |⌒| | ∫[SPLIT] ___ /___\ / |/-、 ノ__ノ _______ | __| | | | || .|__| | |(_ ゝ | .|__| | | \ へ ノ ポ チ|__| フィィィイイン ヽ─」_-┬ ′ ミ .|__| ピ | /⌒||∧|| ̄ ̄|⌒,⊃o .:| カ .| |ヽ \ || | ̄  ̄ .| ゚ | |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[SPLIT] ____ 「見て見て、すごい、うごいた!」 / __ \ (_\ -、\ ヽ )) | / / || | |・ | |_ | /二二二、 | 、 _) | |__| へ,,∧| / ̄ ̄ ヽ __∩ \ ヽフ ノl-┘ ∩_ ( ^ ^⊃_ o===二ヽ ∈ | ̄ ̄^||▽▽||^ ̄ ̄| (┌┘ ,/| ┌──┘/|\. | (^|  ̄  ̄ ̄| || || | ̄ ̄ ̄彡 |\\ m. / \> | ヽ (( |_||___||__| ,,───- 、 /▽▽/__ノ ヽ____ヽ_ノ ∩ノノ) / | ==_______ヽ | / / / ⌒ヽ/\ ノ |-\ | | |< |─|__ | ∩_ 「でかした」 ┌゚─ ′ 6) / ⊂´ ) 「Del キ ー 押せえっ」  ̄ ̄ ̄) ヽ∧/ /\/ _∩ =┬──|/ / ∈ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  ̄ ̄  ̄ ̄| |[SPLIT] ___ ___ /___ \ / \ / | / -、 ノ__ノ ===┬-┬──┐ | _| | ・| |・| | |・ |─ |__ | | ( ゝ | cl-′ 6) / | \ (⌒) ノ └─┐ ヽ/ ヽ─ 」__┬ ′ _∩ =' -─┤ /^||∧||^ヽ ∈ | ̄ ̄ ̄ ̄ヽ[SPLIT] ( ⌒ ⌒ ) ___ | | | /_____ヽ_ ___ | | / `─┬` / \ | | ・ ・ | | ̄ ̄| ̄ ̄| ===┬-┬──┐ ヽ__> _^ ノ | ̄ ̄| | |・ |─ |__ | `──、′ | 。 | | cl- ′ 6) / | ヽ|_ __ l ヽ/ | ヽ__|⌒、 / _∩ ` ┬-─┤  ̄ ( ) / ̄ ̄ ̄ヽ[SPLIT] ____ / \ ===______| |ノ \ | | | ̄ , ──── 、. <| > ∠ ノ | | ̄ /_______ヽ | ^ _ __ノ ポ  ̄ ===、\| | \ヽ/ヽソ / | チ |+ |─|_ | ┌─- ノ ̄ ̄ ̄|⌒ ⊃o o- ′ 6 ) / /  ̄ ̄ |-──┴´| ゚ └──┐ \ヘ/ | \ | 、─┘ | | \  ̄ ̄|⌒ヽ )) カタ カタ ∩  ̄/二二ヽ `──┘─″/ ⊂ ̄ | ̄ ̄ ) |[SPLIT]のび太とジャイ子[SPLIT]└────∨───────____ ___ ∠___ `ヽ /___\ | - 、 - 、ヽ| | ┌──────┐ | | ´/ _ ヽ | | ・|・ |-|_.| < そりゃけっこう。| ヽフ ⊂⊃ ▽ |`-c - ′ 6) .└──────┘ | |\i/| | ヽ、 ノ | └-─┘ノ ∩_ / ▽▽⌒ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ/\ i∋ |_i |_| | i / ̄ | | | |[SPLIT]└────∨────── ____ ─┘ ____ ∠___ `ヽ /___\ | -w - 、 | | ┌────────────┐ | | ・ _ ・ | | +|+ |-|_.| .| そこまでひどい デタラメ .| ヽフ ⊂⊃ ▽ |`-c - ′ 6) < いわなくても いいだろ! | | i | ヽ (⌒) ノ. └────────────┘ | ノ / ▽▽⌒ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄ \ |_i |_| | | | | | |[SPLIT] ヽ | / \| ,,,────、 ____ /______ `ヽ / ____ヽ i´ \|/ ヽ | | / / ノ ,, \| | | | ─ |_/ | | (・ _ (・ |7 | - c `-′ 6 | ヽ_フ ミ ⊂⊃ミヽ i、┌─-、 ,- | ___i_ | ∩ ヽ、`─-' イ | ( ) ノ ⊂ ̄( └─┬^| ̄∧ ̄/⌒\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\. i∋_ノ__|_|  ̄  ̄ ヽ \ ┌──∧────────┐ | |ヽ/ \ )) | まあっ!しつれいしちゃう。| \\ | | \ └───────────┘[SPLIT] \ ぶじょくされたああ / ___ \ / i vvvvv 、ヽ ┌────────────┐ ____ / | ・'' ・ |_| │だれだ、ジャイ子に、くだらん .| /_____ヽ / ⊂⊃ 6)ヽ、 < リアルなこと言ったのは。 | / (__∋_∈_)ヽ | i | ヽ.└────────────┘ / / ⊂⊃ ヽ | ,ヽ_ _/ | |. | | |\___i_/| | | /  ̄ | | |  ̄ ̄ ̄ | \ヽ ∽ // / / |___ / |__|  ̄ ̄ ̄ |  ̄ ̄ ̄ | ( ̄,) |──┌^\ /─-| |_______|  ̄ |____ヽ_丿_____|__ | | /⌒ヽ | `、─── ( )  ̄| ̄| ̄| ̄| ̄ | |_,,,───,,,,___| |  ̄ ̄ ̄ ( ) ⊂二⊃⊂二⊃ `-′ `-′[SPLIT]